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イザナキ・イザナミの神代、初代神武天皇から第四十代持統天皇まで、三十巻に及ぶわが国初の正史『日本書紀』の全現代語訳。

書籍案内

人間はもう一人の自分を背負って生きている

目　次

はじめに――同行二人

第一章　歩んできた50年間に

１　福祉の心に目覚める人々
２　共生社会への道
３　障害者差別の温床
４　人間の心の奥底にひそむもの
５　冷たい視線
６　人を能力でみない人間をみる
７　パール・バックの知られざる世界
８　「礙」から「害」へ
９　白痴
10　あるがままに受け入れるとは
11　福祉は人類を救済できるのか
12　世界にはこんな町あり
13　「普通」であることに心をよせて
14　知的障害児と宗教家内村鑑三
15　灯火を下げてとぼとぼと歩く男
16　こもの上に一輪の野菊
17　生かされている喜びをわかちあう
18　その人らしく花を咲かせる
19　雪の中の羊
20　もったいない
21　くぬぎの物語
22　この道より生きる道なし

第二章　人生を考えるヒント

１　今日が人生
２　幸せは歩いて来ない
３　頼れるものは自分しかいない
４　心を修養するためにこの世に生まれた
５　逆境の時こそ本質がでる
６　花は黙って咲き黙って散る
７　待合室からの発信
８　勢いのある者には勝てぬ

おわりに――人間らしく生きることを求めて

著　者

三澤　準（みさわ　じゅん）

1937年長野県生まれ。1962年名古屋大学教育学部研究生修了。知的障害児施設（八事少年寮）、中学校（特殊学級）、特殊学校勤務、東京教育大内地留学、国立特殊教育総合研究所研修派遣。長野県教育センター専門主事、特殊教育課指導主事。小学校・養護学校校長、特殊学校校長会長、全国特殊学校校長会評議委員。文教学院講師・療育支援センター所長。現在、NPO法人就労支援センター所長。著書：『伸びる子どもたち』（知的障害者育成会）『知的障害教育の思想と展望』（信濃教育会出版部）『人生に息吹をふきこむ』（ほおずき書籍）『人間は足を踏み外した動物か』（ほおずき書籍）

○ISBN978-4-434-17866-5